おやっさんがいなくなって12年…

私は、数回の転職の末、今ここに立っています。

早いもので22年になります。

決して順風満帆だったとは思っていません。

楽しいことよりも辛いことのほうが多かったように思います。

亡くなった村上会長は割と厳しいほうの方でした。誰でも彼でも叱責する姿は今でもしっかり頭に残っています。

その一人が私でもあります。

その業務はオレの仕事か？

それってオレが悪いのか？

なぜこんなに怒られるんだろう？

なぜこんなに言われなくちゃいけないんだろう？

なんて思うことはしばしばでした。ある時、会長の言葉に異議を唱えたことがありました。

もちろん一蹴され、見事に打ち砕かれ、その時気づきました。

会長を変えるのは100％無理だ。会長に認めてもらうまで自分が変わろうと・・・

生意気な私は、昨日の今日で変わることもできず数年かかったと思います。ようやく話を聞いてもらえるようになった頃には会長は病床にいました。

今、思い返すともっと早く自分を見つめなおすことができていたらもう少し恩返しができたのではないかと悔やまれます。

人のせいにしたり・環境のせいにしたり・会社のせいにしたり・・・

何かのせいにすると一時的に気分は良くなるものですが、根本は何も改善されることはありません。

自らの行動に責任と覚悟を持ってこれからも生きていきます。

拾って下さった村上信朗会長に本当に感謝します。

今の自分はおやっさんの期待に少しは応えらてますか…？

優しく見守っていてください。(怒らないでね…）